ホシノ天然酵母パン種を使っての生種の作り方
材料

- ホシノ天然酵母パン種 50g(1包)
- 水 100cc
有限会社ホシノ天然酵母パン種のサイトを見ると「ホシノ天然酵母種は、穀物に付着する酵母菌、乳酸菌をそのまま取り込み、国産小麦、国産減農薬米、麹、水とともに培養したものです。」とあるように、袋の裏の原材料の欄にも小麦粉・米・麹と書かれている。さらにそれによると「戦前の酒種菓子パン」の美味しさを再現しようと試行錯誤の上に「食事パンにも向き」、しかも「液体状を乾燥粉末状」にした優れたパン種なのである。これにより誰でも手軽に天然酵母パンが作れるようになったのである。スゴイ!
※小麦粉300gを使ってパンを作る場合、生種30gが必要とすると、これ1包(50g)で150gの生種ができるので、5回パンが作れる計算になる。作った生種は冷蔵庫で2週間保存ができる。また、袋の裏の品質保持期限を見ると、製造日より1年(冷蔵庫で保管)あるので、十分に使い切ることができる。
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天然醸造の香りと味を楽しむ従来からのホシノパン種です。全てのパンに使用できます。
ホシノ天然酵母パン種の育て方
8時間後

- 表面がボコボコして、地割れが起こっているような感じに見える。
- 横から見ると大きな泡ができている様子がよくわかる。
12時間後

- 更に大きな泡が出てくる。
- 下から上がってきた泡が表面で破裂する様子がたくさん見られる。
- 段々とアルコール臭がしてくる。
24時間後

- 最初はモッタリとして粘りがあるような感じであったが、この時点になるとサラサラとしてくる。
- 泡はまだ盛んに出ている。
32時間後

- サラサラ感が更に進む。
- 出てくる泡も落ち着いてきて小さくなる。
- 味をみると、甘味が少なく苦味を感じる。香りは甘酒のような匂いだ。
- 完成!
アッという間にできてしまった感じだ。これを使ってすぐにパン作りができる。
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ホシノ天然酵母パン種の育て方での注意点
- 使用する器具・容器は清潔に保つこと。煮沸消毒して使って下さい。
- 酵母は40℃以上になると死滅しますので、いきなり煮沸した熱い容器に入れるような事などのないようにすること。パン作りの際も温度に注意して下さい。
- 室温が30℃を越えてくると、雑菌が繁殖しやすくなるようですので、特に夏場は涼しい所で酵母を育てて下さい。逆に冬場は酵母の活動が鈍くなります。
- 従って、酵母は育てる温度に大きく左右されますので、発酵に時間がかかったり、早く発酵したりと、その時々により異なります。(今回は室温25〜26℃で酵母を育てています)
- 出来上がった生種は冷蔵庫で保管して下さい。冷蔵庫で2週間保存できますが、1週間程度で使い切ったほうが良いようです。
- ホシノ天然酵母パン種で作った生種は継がずに使い切りましょう。生種が無くなったら新たに作るようにしましょう。