酵母液の継ぎ方
材料
- 使って減った酵母液 大さじ1〜2
- 果汁100%のジュース 200cc
- 酵母液を作る容器(500cc程度の空き瓶)
酵母液の継ぎ方
- 酵母液を継ぐ空き瓶を煮沸消毒する。
- 酵母液、ジュースは室温に戻しておく。
- 空き瓶に果汁100%のジュースを注ぐ。
- そこへ、大さじ1〜2の酵母液を加える。(多めに入れた方が発酵が早く進みます)
- よく振って混ぜて、室温に置く。(25℃前後が最適)
- 24時間もすれば発酵が進み、酵母液が完成。(発酵が進むまでは日に何度かビンを振り、フタを取って新鮮な空気と触れさせる)
- 発酵の目安は、ビンを振ると元気よく泡が立ち、シュワシュワと泡立つ音がします。発酵が十分でない時は、さらに12時間〜24時間室温に置きましょう。
【オレンジジュースで継いだ酵母液】
- 元気な酵母が育ち、こんなに大きな泡ができています。
- フタを取るとほのかなアルコール臭とオレンジのいい香りが漂います。
【りんごジュースで継いだ酵母液】
- 湧き出るように下の方から盛んに出てくる泡が溜まって、表面に層を成しています。
- りんごのお酒シードルのようないい香りがします。
メモ
- リンゴジュースやぶどうジュースなど色々なジュースで継いでそれぞれの違いを楽しんでみるのも面白い。
- リンゴジュースで継いだ酵母液を使ったパンは、クセのない美味しいパンが焼けました。
- みかんジュースを使ったものは、みかんの苦味がちょっと残るような感じがします。
- はちみつと水を使った継ぎ方もあるようです。インターネットなどで探すと色々な継ぎ方が見つかりますので、それらを参考にして下さい。
- 酵母液は出来上がったばかりの時よりも継いだものの方が、酵母に元気があるようだ。
酵母液保管の注意点
- 使用する器具・容器は清潔に保つこと。煮沸消毒して使って下さい。
- 酵母は40℃以上になると死滅しますので、いきなり煮沸した熱い容器に入れるような事などのないようにすること。パン作りの際も温度に注意して下さい。
- 酵母液にカビが生えたり、異臭、ツンッと鼻を突くような臭い(酢のような)がしたら、雑菌が繁殖していますので、新たに作り直してください。
- 出来上がった酵母液は冷蔵庫で保管して下さい。週に1回ほどビンを振り、フタを取って新鮮な空気を送って下さい。冷蔵庫で1ヶ月以上は生きています。丁寧に継ぎ続ければ、何年も持ちます。
- できあがった酵母液をしばらく使わずに冷蔵庫で保管する際は1,2週間に一度酵母液の甘味を確認して、甘味が感じられなくなったら、はちみつや砂糖を加えて下さい。加える量は酵母液の重さに対して1割り弱程度で良いでしょう。