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ニンジンを使った自家製天然酵母(ニンジン酵母)の作り方

酵母の育て方

第2日目(36時間後)

第2日目(36時間後)
  • まだまだ元気に発酵している。耳を近づけると泡の弾ける音がする。
  • ビンを振るとフタのすき間からガスが抜けるシューという音が聞こえる。
  • ビンの底に白いオリが溜まってきている。

第3日目(48時間後)

レーズン
  • 発酵が落ち着いてきた。
  • 下の方から小さな泡がフツフツと出ており、耳を近づけるとプチプチと音が聞こえる。
  • ニンジンを口にしてみるとほとんど甘さを感じない。アルコール臭があり、少し酸味を感じる。
  • 酵母液の完成です。

できあがった酵母液を濾したもの

できあがった酵母液を濾したもの
  • 下のほうからフツフツと小さな泡が出ています。
  • プチプチと泡の弾ける音が聞こえます。
  • ニンジンの香りが薄れ、甘い香りとアルコール臭を感じます。
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酵母の育て方での注意点

  • 使用する器具・容器は清潔に保つこと。煮沸消毒して使って下さい。
  • 酵母は40℃以上になると死滅しますので、いきなり煮沸した熱い容器に入れるような事などのないようにすること。パン作りの際も温度に注意して下さい。
  • 酵母は糖分をエサにして、酸素を取り込みながら成長していくので、日に何度かは容器を振って、新しい空気を入れること。容器を振ることでカビ発生の防止にもなります。
  • 生の野菜を使う際は、砂糖やはちみつなど糖分を加えた方が良く発酵が進みます。
  • 発酵を促進させる目的でレーズン酵母液を加えたが、発酵具合の様子を見ていると特に加える必要もなかったように思われます。ニンジンの酵母は元気で発酵がスムーズです。
  • 酵母液作成途中でカビが生えたり、異臭、ツンッと鼻を突くような臭い(酢のような)がしたら、雑菌が繁殖していますので、新たに作り直してください。アルコール臭や甘い香りがする場合は酵母が上手く成長している証です。
  • 室温が30℃を越えてくると、雑菌が繁殖しやすくなるようですので、特に夏場は涼しい所で酵母を育てて下さい。逆に冬場は酵母の活動が鈍くなります。
  • 従って、酵母は育てる温度に大きく左右されますので、発酵に時間がかかったり、早く発酵したりと、その時々により異なります。
  • 出来上がった酵母液は冷蔵庫で保管して下さい。週に1回ほどビンを振り、フタを取って新鮮な空気を送って下さい。冷蔵庫で1ヶ月以上は生きています。丁寧に継ぎ続ければ、何年も持ちます。
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